こんにちはコタツです。
先日、梅雨の中休みのよく晴れた日に奈良県野迫川村(のせがわむら)に行って来ました。
正直、奈良県に住んでいながら野迫川村がどこにあるのか全然知りませんでした。
昨年、高野山に行く途中たまたま野迫川村を通り「あっこんな所にあるのか!」と思いました。
その時、割と険しい山道の奥の小さい集落にバイクのツーリングの人達で賑わうお店がありました。看板に生ワサビ丼と書いてあり、とても気になったのですが急いでいたのでその時はスルーしました。後で調べたらその年の生ワサビ丼はその日が最後だったようです。
期間限定に弱い私は、お店のsnsを調べて今年も生ワサビ丼が始まったと知り食べに行きました。
「昭和食堂」と言う土曜日と日曜日だけ開いてるお店です。朝6:30からやっています。
お店の周辺は古い民家があり、トトロが出てきそうな雰囲気です。
お店の方によると、江戸時代に徳川家が守り栽培していた品種だそうです。
ワサビ丼が運ばれて来ました。生ワサビが一本付いています。余った生ワサビは持って帰れます。
ちょっと見にくいですが、すりおろした生ワサビをご飯にに乗せます。
以前、テレビですりおろしたワサビは甘みがあると言っていたのできっと爽やかな辛みの中にほのかな甘みを感じる味わいなんだろうと思い、大きめのワサビのかたまりが乗ったご飯を
口に入れました。
すると…。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!っ!
辛い〜っ!
脳みそに刺さる〜!なんか耳まで痛い〜!
涙がと鼻水がめちゃくちゃ出てきます。
口と鼻を押さえてフリーズする私。🥶
しばらくすると治ってきました。
あ〜死ぬかと思った〜。
なんか調子のってワサビすりおろしまくったので、その後も悶えながらなんとか完食しました。
最後、少しだけご飯に乗せるとほのかに辛味が感じられ美味しかったです。
お店の人に「死ぬかと思いました。」と言うと「でしょ〜。」と笑っておられました。
生ワサビ初心者あるあるみたいです。
その後、お店の人に野迫川村の話をいろいろ聞きました。
野迫川村は雲海が見られる事で有名で、雲海の写真を撮る「雲海ハンター」や海外からも見に来る人がいるそうです。
お店にも雲海の写真が複数飾ってありました。なんでもお店の人に素晴らしいと認められた写真にはプレゼントがあるそうです。
昨年、野迫川村を訪れた時(と言うか通過)昭和食堂の前から高野山に続く高野龍神スカイラインという道路に出たのですが、Googleマップの案内した道がバイクともすれ違うのが難しくかなり過酷で、その印象が強く残っていたので野迫川村に行くのを躊躇していました。ですが、お店の人によるともっと楽に走れる道があるとの事。
Google先生ヒドイ!😭
お店の人が地図に通ると狭くて過酷な道や雲海スポットに印をしてくださいました。
安心したので、昭和食堂を後にして少しドライブしてみました。
星空や雲海がよく見えるポイントには案内があります。
続いて、立里荒神社(たてりこうじんじゃ)に行きました。
以前このブログでも紹介した笠山荒神社(かさやまこうじんじゃ)と共に日本三大荒神社と言われる神社です。
いろんな鳥に出会えるかも知れません。
ここから登ります。
山の上の本殿まで鳥居がずっと続いています。
本殿に着きました。
木を大事にした作りになっています。
この神社からは雲海や冬になると樹氷がきれいに見えるそうです。
野迫川村の印象は一言でいうと、「ほぼ、山」て感じです。奈良県の南部自体がほぼ山なんですが…。
昨年訪れた時もお盆前で溶けそうな暑さでしたが、野迫川村は標高も高いためか少し涼しく感じました。
同じ奈良県に住んでいてもバスなどほとんどなく行きにくい場所ですが、一度訪れてみても良いと思います。
ですが、車で行く場合冬は降雪や路面凍結もあるため冬用タイヤやチェーンの準備が必要です。
さて自宅に帰り昭和食堂で買ってきたワサビを味わってみました。
小さい方は生ワサビ丼の残り。
海鮮丼にワサビ醤油!これはもう間違いない!
トマト、モッツァレラ、アボカドのサラダ。オリーブ油と塩にワサビをプラスします。
これはなかなかワサビのチーズとアボカドがワサビの辛さをやわらげながらもピリッとしたアクセントがありました。
でも、おいしいけどあんまりパンチ無いなー。と思って大きなかたまりを口に入れると、案の定
!!!!!!!!!!!!!!!!!!っ!てなりました。(学習能力ゼロ
)
最後に昭和食堂の生ワサビは期間限定で、今年は6月いっぱいで終了するかも知れないそうです。もし、機会があれば是非味わってみて下さい。