こんにちはコタツです。
今年は日中の暑さは厳しいですが、幸い夜は昨年よりかなり涼しくて扇風機をかけていると寒くて夜中に目が覚めたりします。家にクーラーが無いので(今年はつけようと思ったけど工事とかめんどくさくなってやめた)とても助かります。去年は昼夜暑くて体力消耗しまくってお盆には実家に避難していましたが今年はなんとか無事に過ごせています。
新型コロナウイルスのワクチン接種も2回無事に終わり状況を見ながら少しづつ活動範囲を広げていこうと色々考えていたのですが、アルバイトしている介護施設の周辺でもコロナウイルスが流行って来て、職場から不要不急の外出と外食を禁止されてしまいました。(´;ω;`)
暑さをしのぐのに日中は図書館や喫茶店を利用しようと思っていたのにそれがだめになってしまったので、涼しい時間に用事を済ませて昼間は昼寝することに決めました!それにどうせお盆はバイトだし。
そんな、絶賛引きこもり中の私ですが、先日近所の道の駅に立ち寄った時に手に入れたお盆の飾り用の「蓮の葉」を使い何か料理を作ってみようと思いました。
蓮は種類にもよりますが、だいたい7月〜8月に花を咲かせます。根っこはレンコンで葉も茎も実も食べられます。
業務スーパーに蓮の実が売っていました。
少し砂糖で味付けされており、栗みたいにホクホクしておいしく食べられます。
ネットで調べてみると、蓮の葉は料理を包んだり、盛り付ける皿としてアジアなどで広く利用されているようです。
その中でも今回は韓国とベトナムの蓮の葉ご飯を作ろうと思います。
まずは、ベトナムのチャーハンの蓮の葉包みから。
はじめにチャーハンを作ります。ネットのレシピでは鶏肉を入れたりしていましたが、普段作ってるハムなど入れた自己流レシピで作りました。
ボウルに蓮の葉を敷きチャーハンを入れます。
葉っぱで包みフタをします。
開かないように皿でフタをして蒸し器で10分ほど蒸します。
蒸しあがったら皿をひっくり返します。
葉を中心から放射状に切って開けば完成です。
続いて、韓国の蓮の葉おこわです。
餅米に雑穀を混ぜてレンコン、さつまいも、ハスの実、細かく刻んだデーツなどと一緒に炊きます。
炊き上がったらご飯を蓮の葉にのせて一緒に炊いたレンコンやさつまいもなどを上に飾ります。
葉で包んだら、こちらも蒸し器で10分程蒸します。
蒸しあがったら出来上がりです。
さっそく食べてみます。
自画自賛ですが、ベースのチャーハンとおこわがおいしかったです。しかし、蒸し足りないのか蓮の香りはあまりしませんでした。そもそも蓮の香りがよくわかっていませんが…。
蓮の葉はかなり大きいのでベトナムのチャーハンは米2合分使いましたが余裕で包むことが出来ました。東南アジアなどで大きなバナナの葉を蒸し焼き料理に使ったりしていますが、蓮の葉も包んだり皿として使うにはとても使い勝手が良いと感じました。
蓮は仏教では極楽浄土に咲く花と考えられ仏像の台座に蓮が使われていたりヒンドゥー教でも泥の中から花を咲かせる事から清らかな印象として神話の中にたびたび登場します。また、インドとベトナムでは蓮が国の花に決められており大切な花と考えられているそうです。
花は美しくて実や根っこは美味しく食べることができ、さらに葉は食べ物を包んだり大活躍していて蓮はまさに極楽浄土にふさわしいスーパー植物だなと思いました。
今回いろいろ調べた後に、いつも通りかかる道の脇にうだるような暑さの中でも何食わぬ顔でピンクの高貴な花を咲かせている蓮沼の蓮達を見て、「なかなかやるやん!」と感心していました。
《参考にさせていただいた記事など》
韓国の蓮の葉ご飯の作り方動画です。楽しそうに作られている雰囲気が伝わってきます。
https://life.viet-jo.com/howto/life/123
ベトナムの蓮の葉包みチャーハンの作り方のHPの記事です。具沢山でとてもおいしそうです。